培養士の方へ

メッセージ

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採卵や卵子の成熟具合を観察し、卵子の状態に応じた受精方法を選択し、それと同時に精子の状態も見極め受精できるように集中力と技術力が求められる仕事です。不妊で悩まれている方々の卵のことを一番に考え、日々研究と努力を重ねられるような方々のご応募をお待ちしております。

求める人物像

Statue求める人物像

  • 卵を大切に扱える注意力のある方
  • 勤勉な方
  • 集中力のある方
  • 器用な方

Job Description
業務内容

胚の観察

採卵

精子の観察
(濃度や運動率の測定)

胚の凍結保存

体外受精

顕微授精

データ処理

胚の培養環境確認

培養室の清掃

Flow
一日の流れ

9:00

胚の観察

タイムラプスインキュベーターにて前日の受精や分割状況を確認します。

9:30

ミーティング

タイムラプスインキュベーターにて、胚を確認したのち、医師に胚の状態を報告します。

10:00

検卵・成熟確認

顕微鏡を使って、採取された卵胞液から卵子を探していきます。また、回収した卵子が成熟しているか、状態が悪くないか丁寧に確認していきます。

10:30

精子の調整

SMASという解析装置にて精子の濃度や運動率を測定していきます。その後、遠心分離を行い、良好精子を回収します。

11:00

胚の凍結保存

すぐに移植しない胚は、凍結保存をしておきます。専用の凍結液に浸し、透明チップに乗せて液体窒素につけて凍結保存します。

12:00

融解

凍結胚移植が決定されると、洗濯された胚の融解を行います。

14:00

体外受精・顕微授精

体外受精または顕微授精を行います。精子調整により回収された精子の状態や過去の治療歴に応じて、当院は体外受精の全過程で、ICチップを用いた、精子・卵子の照合を行い、取り違えを防止する「RI witness」というシステムを導入しています。ヒトによるダブルチェックに加えて、取り違えシステムでトリプルチェックを行うことで、より安全を高めています。

16:00

翌日の準備

翌日の採卵や胚移植予定の患者様に合わせて、培養液を準備しておきます。

Carrer
キャリアアップ

2022.4開業ですが、既に多くの体外受精を行っています。将来的には、ご本人に意欲があり患者様のために当院で長く勤めて下さる方には出来る限りの体制は整えたいと考えています。それがスタッフが長く勤めるモチベーションに繋がると考えているためでもあります。