男性不妊症をお持ちのカップルへ(当院の特徴)

男性不妊症について

図に示す通り、不妊原因のうち、男性不妊症が原因となるケースは48%とほぼ半数を占めております。
しかし、日本の不妊症治療施設のほとんどが婦人科クリニックであり、男性不妊症へのアプローチが十分であるとは、決して言えない状況です。
それに対し我々は、同一建物内で男性不妊症の専門クリニックを開設している、寺井一隆医師(クリニック名: 泌尿器と男性不妊のクリニック)と協力することで男女同時治療を目指しています。寺井医師は、男性不妊症の手術を得意とする日本で数少ない、男性不妊症専門の生殖医療専門医です。院長とは慈恵医大在籍時から面識があり、前任地である獨協医科大学埼玉医療センター リプロダクションセンターで、数年に渡り、共に診療に当たって参りました。
当院では、このような男性の不妊症治療を同時進行で行う環境を整えたうえ、男性不妊症をもつカップルの女性サイドの治療を行います。
当院としては、男性不妊症をもつ女性患者様へは、通常とは異なる排卵誘発法を始めとした治療戦略と配慮が必要であると考えています。

※同ビル4階の「泌尿器と男性不妊のクリニック」の検査や治療、医院情報(診療時間や休診日など)に関するお問い合わせにつきましては、直接「泌尿器と男性不妊のクリニック」までお問い合わせください。
  HPはこちら:泌尿器と男性不妊のクリニック

男性不妊症でお悩みのカップルへの当院の取り組み

時間的効率性を重視した、カップル同時治療

男女それぞれを専門とするクリニックが協力し、患者様の治療状況の把握にかかる時間の無駄を省き、最短で妊娠できるようにサポートします。

乏精子症・無精子症に対する人工授精・体外受精

貴重な精子を取り扱うために、熟練した胚培養士による迅速なラボワークを実現して参ります。

採卵と同日に、精巣内精子回収術と顕微授精を行う、Fresh TESE-ICSIにも対応可能

この治療法を行える施設は、日本で数か所のみです。男性不妊症専門の生殖医療専門医と協力することで、凍結といったストレスを掛けずに、顕微授精を行い、妊娠率向上を目指します。

男性不妊症患者様とその家族、そして将来のご夫婦の子供たちへの遺伝カウンセリングと継続的なフォロー

男性不妊症を抱えたカップルの遺伝的な悩み(男性不妊症はお子様へ引き継がれるのか、血縁者との情報共有は必要何かなど)について、正しい情報提供を行って参ります。

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